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初めて犬を飼うときに知っておきたいこと!仲良くなる育て方55のコツ

ちゃこ

この記事では、始めて犬を飼おうと決めた時に知っておきたい育て方のコツを、飼い主さんの実体験もまじえて55個にまとめてみました。参考にしていただければ、私たち犬と仲良くなれると思います。

始めて犬を飼う時の「心構え」

1.犬にとってはあなたしかいない

犬を飼うということ。

それは、家族の一員として犬を育て、楽しい時も悲しい時も一緒にいるということです。

もちろん、相手は命です。一度飼い始めたら、途中で投げ出すことは絶対にあってはいけません。

そして、約束してください。必ず、最後のお別れのその時まで、ずっと一緒にいて、愛犬の味方であり続けると。

忘れないで。あなたは一歩外に出ると仕事もあるし、家族や親せき、恋人や友達だっているけれど、犬にとっては「あなた」ただ一人しかいないということを。

2.初めまして。から、さよなら。までずっと一緒

犬は人間よりも早く年をとっていきます。

犬種によって違いますが、1年で17歳になり、その後は1年ごとに約4歳ずつ年をとっていきます。

人間が20歳になるころには、犬は96歳のおじいちゃん、おばあちゃん。

ほとんどの場合、私たち人間よりも先に、愛犬は天国へ旅立っていきます。

このことを理解して犬を飼いましょう。

別れがつらいなんて言わないで。最後のその時まで、ずっと一緒にいると約束してください。

犬にとって、大好きな飼い主さんが最後まで一緒にいてくれることほど、幸せなことはないと思います。

3.犬を飼うのは意外とお金がかかることを知っておきましょう。

犬を飼うには、みなさんが思っているよりもお金がかかることを知っておきましょう。

犬を飼う初期費用(犬購入費用を除く)

何に いくらぐらいかかる?
畜犬登録 3000円
マイクロチップ 5000円
混合ワクチン接種 24000円(8000円×3回)
狂犬病ワクチン接種 3000円
フィラリア予防 10000円
犬グッズ 35000円
避妊、去勢手術(生後6か月の初回ヒート前までに) 30000円

大体、小いぬの購入費用とは別に、初期費用として最大で10万円程度かかることがわかります。
※避妊、去勢手術については、メリットもあればデメリットもありますので、獣医師に相談して決めるようにしましょう。

犬を飼う毎年の費用(小型犬の場合)

何に いくらぐらいかかる?
ドッグフード 36000円
ペットシーツ 24000円
おやつ 12000円
おもちゃ 10000円
狂犬病ワクチン接種 3000円
混合ワクチン接種 8000円
フィラリア予防 5000円
ノミ、ダニ予防 4000円
ペット保険代 40000円
トリミング(爪きり、バリカンなど) 10000円~20000円
その他グッズや消耗品 30000円

上記は目安の金額ですが、思っているよりもお金がかかるものですよね。

私なんて最初は、ドッグフードぐらいと思っていました(笑)

実際は、ごはんだけではなく、愛犬の健康を守るためのお金や、快適に過ごせるようにするためのお金がかかってきます。

ごはんやおやつ、おもちゃなどのほかペットグッズにこだわればさらにかかりますので、年間20万円から25万円かかることも。

また、言い換えれば、1年間にこれだけのイベントが待っているとも言えます。

また、上記は小型犬の場合の金額ですので、大型犬になればもっとかかりますよ。

4.散歩はしなければいけないのではなく、一緒に楽しむもの

犬にとって散歩は気分転換やストレス解消、社会化などたくさんのメリットがあるものです。

犬種や性格によって、必要な散歩の回数や散歩時間は違ってきますが、大好きな飼い主さんとだったら、ほとんどの犬は散歩が大好きなはずです。

「散歩ってめんどくさい」

「今日は疲れているから」

そう思ってしまう時もありますよね。

でも、犬にとっては一日で一番楽しみにしていたことかもしれません。

それに、愛犬との散歩は、犬だけではなく私たち人間にも健康やストレス解消など、さまざまなメリットがあります。

愛犬との散歩は、「しなければいけない」ではなく、「一緒に楽しむ」、「愛犬の喜ぶ姿が見れて幸せ」

そういう風に考えると、散歩へのイメージも変わるのではないでしょうか。

犬の散歩時間で健康に!こんなにあった人にもイイコト~飼い主目線~

5.犬はとにかく噛む、かじる

犬はとにかく、いろいろなものを噛んで、かじります。

特に、子犬のときは歯が生えてくると口がムズムズするため、クッションやぬいぐるみ、ペットシーツ、布団やタオル、机やイスの脚、壁紙など、さまざまなものを噛んだりかじったりして、口のムズムズを少しでも解消しようとします。

成犬になってからでも、ストレス解消のため基本的に噛むことが大好き。

噛まれたくないものは愛犬の届くところに置かない、いくらでも噛んでいいおもちゃを与えるなどの対策をする必要があります。

6.犬を飼うのはとても物入り!準備しておきたいもの

犬を飼うというのは、とても物入りです。

参考に犬を飼うときに準備しておきたいものを載せておきます。

こちらが、犬を飼うときすぐに必要になるものです。

すぐに準備するもの

  • ドッグフード
  • フードボウル(2個)
  • ペットシーツ
  • トイレトレイ
  • サークル
  • クレート
  • 自動給水器
  • 犬用ベッド
  • ヒーターマット
  • おもちゃ
  • ウエットティッシュ(おしりふき用)
  • 消臭・除菌スプレー
  • タオル、雑巾
  • 大切な書類、資料入れ
  • ジョイントマット
  • コロコロ

次に、犬を飼い始めて、少し落ち着いたら準備するものになります。
少しずつで大丈夫ですので、一つ一つ準備をしておきましょう。

落ち着いてから準備するもの

  • 散歩用ハーネス、リード
  • 散歩用ウエア(夏用・冬用)
  • お散歩用ブラシ(ブラッシング用)
  • お散歩用お水ボウル
  • お散歩用のお水
  • お散歩用のトイレットペーパー
  • お散歩用のウンチ入れ用ビニール袋
  • お散歩用のおやつ
  • お散歩バッグ(お散歩セット収納用)
  • ふた付きゴミ箱(においもれ防止)
  • 歯磨きシート
  • 耳掃除シート
  • ペット用シャンプー、トリートメント(コンディショナー)
  • タオル手袋

犬を飼うときに準備するものについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

犬を飼う時に準備するものはコレ!初めてでもわかる必要なグッズ30種

7.旅行は愛犬に合わせたプランに

「犬を飼うと自由に旅行に行けなくなるのでは?」

そう心配になるかもしれません。

しかしそうでもありません。

最近では、犬も一緒に泊まれる宿や観光スポット、ドッグカフェなどどんどん充実してきています。犬も一緒に飛行機で旅行できるプランなんかも出てきているぐらいです。

もちろん、ペットホテルに預けることもできるでしょう。

でも、愛犬にとっては大きなストレスになりますし、せっかく家族の一員になってくれた愛犬と一緒に旅行に行けるようにしてあげましょう。

参考 愛犬と一緒に泊まれる宿やドッグカフェをこちらのページで紹介しています。イヌニコ!

始めて犬を飼うときの「食事のこと」

8.犬ご飯の基本は「総合栄養食ドッグフード」

最近では、愛犬に手作りのご飯を与えるという風潮があります。

しかし、実際には犬と人間では、必要な栄養バランスがまるで違うので、実践するには栄養に関する勉強が相当に必要になります。

そういった栄養バランスを踏まえると、やはり犬には基本的に「総合栄養食ドッグフード」を与えるのがいいでしょう。

また、決して人間の食べ物は与えないようにしましょう。

人間の食べ物は犬にとって、味付けが濃く、生活習慣病になりやすくなるリスクがあります。

また、一度味付けの濃い食べ物を口にしてしまうと、そこからドッグフードを食べなくなり、いつも人間の食べ物を要求してくるようになります。

こうなってしまうと、もう一度ドッグフードを食べるようにするのにはとても骨が折れます。

9.ドッグフードは主原料が動物性たんぱく質、体に良くない人工添加物無添加のものを選ぶ

いま日本で発売されているドッグフードだけでも、数百種類も発売されています。

その中でも、ドッグフードを選ぶときにとても大切になるのが、主原料が良質な動物性たんぱく質、犬の体に良くない人工添加物無添加という2点です。

ドッグフードの選び方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

ドッグフードの選び方 ドッグフードの選び方を解説!原材料、成分→最終的には食いつきです

10.犬が食べてはいけない食べ物があることを知っておこう

人間にとってはごちそうでも、犬の体にはよくない食べ物が多く存在しますので、愛犬の健康のためにも覚えておきましょう。

代表的なものは下記のようなものがあります。

  • ネギ、タマネギ
  • チョコレート
  • コーヒー
  • キシリトール
  • ブドウ、レーズン
  • イカやエビ、ホタテなどの甲殻類、貝類
  • はちみつ
  • アボカド
  • ほうれん草
  • ナッツ類

犬が食べられない食べ物については、こちらの記事で詳しく解説しています。

決して与えてはいけない。犬が食べられない危険な食べ物 犬が食べられない危険な食べ物【与えてはいけない!まとめ】

11.子いぬのご飯は、ふやかして与える離乳食

生後3か月ぐらいまでは、ドッグフードをぬるま湯でふやかして与えるようにしましょう。

そうすることで、離乳食のように柔らかくなり食べやすくなります。

他にはこんなメリットがあります。

  • しっかり噛まずに飲み込んでしまい、のどに詰まらせてしまうことを防ぐ。
  • 消化管の未発達な子いぬでも、消化しやすくなってしっかりと栄養を吸収できる。
  • ボリュームも風味も増すため、子いぬの食欲も満たされる。

この時、あまりにも熱いお湯でふやかしてしまうと、愛犬が火傷をしてしまったり、せっかくの栄養も高熱で壊れてしまいますので、40度から50度ぐらいの「ぬるま湯」でふやかすのがポイントです。

12.1日当たりのドッグフードの量を守る

愛犬が美味しそうにドッグフードを食べる様子を見ると、ついついたくさん与えたくなってしまいますよね。

でもそこは我慢、与えすぎは厳禁です。

近年、犬の肥満が問題となっています。肥満はさまざまな生活習慣病を引き起こし、体重の増えすぎは関節にも負担をかけてしまうことになります。

どれぐらい与えるかは、ドッグフードのパッケージに記載されている、体重別の給与量を目安にするといいです。

また、愛犬の体重を定期的に図るようにして、必要なら給与量の見直しをします。

特に子犬の頃は、体がすくすく成長して体重の変化も大きいため、こまめな体重チェックをするほうがいいでしょう。

13.ドッグフードは分けて与える

体重別の1日当たりの給与量を把握したら、それを複数回に分けて与えます。

1回にすべての量を与えるのではありませんので、注意しましょう。

これが分けて与える食事回数の目安です。

愛犬の月齢 食事回数
~3か月 朝、昼、夕、晩の4回
3か月~6か月 朝、昼、晩の3回
6か月以降 朝と夜の2回

14.おやつを与えるのは「しつけがうまくいったことき」

愛犬の喜ぶ姿が見たくて、毎日決まった時間におやつを与えるのは控えましょう。

犬には基本的に3時のおやつは必要ありません。

決められたドッグフードの量と水で、必要な栄養はまかなえているからです。

それに、栄養過多になり健康管理もうまくいきません。

おやつを与えるときはあくまでも、しつけがうまくいったとき。

また、しつけの時も与えすぎは厳禁です。大きなサイズのおやつは、ハサミで細かく切って与えるようにしましょう。

15.犬に牛乳は必要ない

愛犬に牛乳を与えたい飼い主さんも多いようです。

しかし、総合栄養食のドッグフードを与えている時点で1日に必要な栄養はまかなえているため、水分は水以外与える必要ありません。

また、犬によっては牛乳に含まれている乳糖を、お腹の中でうまく分解できずお腹を壊してしまうことがあります。

上記を踏まえると、牛乳は犬に与えないほうが無難でしょう。

どうしても、愛犬に牛乳を与えたい場合は、成分を調整された犬用の牛乳がありますので、そちらを常温で飲ませるようにしましょう。

始めて犬を飼うときの「健康を守るために知っておくこと」

16.子いぬを飼う時はまず健康診断を受ける

子いぬの健康チェックを行うためにも、まずは動物病院で健康診断を受けましょう。

病気にかかっていないか、体の機能は正常か、プロの目でしっかりチェックをしてもらいます。

17.かかりつけの動物病院を決める

犬も人間と同じで、病気にかかったり、元気がなくなったりします。

愛犬が体調を崩したとき、何か困ったことがあったときに、いつでも相談できるかかりつけの動物病院を決めておきましょう。

動物病院では、ワクチン接種や避妊、去勢手術、愛犬の体の異変や健康を維持方法など、なんでも相談できます。

例えば、愛犬にこんな症状が見られた場合、動物病院で診てもらいましょう。

  • 何日もご飯を食べない
  • 何日も食欲がなく、元気がない
  • 血のかたまりを含む尿が出ている
  • 血の混じる嘔吐をした
  • 何回も下痢をしている
  • せきやくしゃみが続いている
  • 異常なほど、体をかゆがっている
  • 皮膚にできものができていたり、赤く炎症になっている
  • 歩き方がいつもと違って、歩きにくそう
  • 目が充血している

18.病気予防の基本、ワクチン接種をする。

愛犬の健康を守るために、恐ろしい病気を未然に防ぐ方法の基本はワクチン接種です。

大きく分けて狂犬病ワクチンと、混合ワクチンがあります。

忘れずに接種するようにしましょう。

ワクチンの種類や予防できる病気、費用や接種時期については、こちらの記事で詳しく解説しています。

犬のワクチンは何種類?予防できる病気や費用、接種時期まで解説!

19.子いぬはとにかくメチャクチャ寝る

生後3か月の子いぬの睡眠時間は、なんと1日に17時間。

食べて、おしっこやウンチをして、おもちゃで遊んでいるとき以外は、ずっと寝ています。

時折、「ずっと寝てばかりで体調が悪いんじゃないか」と心配になって、動物病院を受診する飼い主もいるようです。

しかしこの睡眠は、子いぬがすくすく育っていくための自然な姿なのです。

愛犬とたくさん遊びたくても、そこはずっとくっついていたくても、そこは少しだけ我慢。

愛犬が寝ているときは、十分に寝かせてあげるようにしましょう。

ちなみに17時間ずっと寝ているわけではありません。寝たり起きたりしながら過ごします。

20.子犬が家に来たその時は「ニュー・オーナー・シンドローム」に注意

私たちは子いぬを迎える側ですが、小いぬにとっては新しい家にやってきたことになります。

この時、環境の急な変化で元気がなくなり、ごはんも食べなくなったり、下痢や嘔吐をしてしまうことがあります。

これを「ニュー・オーナー・シンドローム」と言います。

小いぬの心はとても繊細です。家に来て数日の間は、特に愛犬を気づかってあげましょう。

21.子いぬの体温を守る

子いぬのうちは、まだ体温調節がうまくできません。

特に生後3か月までの幼い子には、夏の暑さや冬の寒さは体調を崩してしまう原因にもなりますので、エアコンによる室温調整や、ヒーターマット、クールマットなどで体温調節を助けてあげましょう。

一般的には、室温は25℃前後、1日のうちの温度差6℃以内になると、小いぬへの体に負担が少ないと言われています。

これら室温管理などは、成犬になってからも、愛犬が快適に過ごすために大切なことですが、特に幼い子いぬは体調を崩しやすいため、注意深く見守ってあげましょう。

22.毎日歯磨きをする

近年、犬の歯周病は増えていると言われています。

犬は人間と違い、虫歯にはなりにくいと言われています。

しかし、歯や歯茎にたまった歯垢によって、細菌が繁殖し炎症を起こしてしまう歯周病になることが多いため、人間と同じように、毎日歯磨きをしてあげることが大切です。

犬の歯磨きには、犬用の歯ブラシや、犬用の歯磨きシートを使うようにしましょう。

また、成犬になってからでは歯磨きを嫌がってしまう犬も多いため、小いぬの頃から歯磨きに慣らしておくことがとても大切です。

23.定期的に耳掃除をしてあげる

耳がどれぐらい汚れてくるかは個体差がありますが、犬も人間と同じように定期的な耳掃除が必要です。

目安としては、1週間に1回程度耳の中をチェックして、汚れていたら、耳掃除をしてあげましょう。

耳掃除をして耳の中を清潔に保つことで、外耳炎などの病気を予防することができます。

また、耳の中を定期的にチェックすることで、耳の異常にいち早く気づくことができます。

耳掃除には、犬用の耳掃除シートを使うと便利ですよ。

24.必要以上に濃厚な接触はNG

愛犬のことが可愛すぎて、口と口でチューしたりよくしていませんか?

おしっこやウンチを処理した後は、しっかりと手洗いをしていますか?

実はこうした濃厚な接触によってかかる「人畜共通感染症」というものがあります。

中には命にかかわる怖い病気もありますので、必要以上に濃厚な接触は我慢して、排せつ物を処理した後はしっかり手洗い、消毒を徹底しましょう。

主な人畜共通感染症

  • レプトスピラ症
  • パスツレラ症
  • 皮膚糸状菌症(ひふしじょうきんしょう)
  • 回虫幼虫移行症(かいちゅうようちゅういこうしょう)
  • 犬疥癬(いぬかいせん)
  • 狂犬病(きょうけんびょう)
  • Q熱
  • ライム病

25.嫌がるなら、無理に抱かない

嫌がる子犬を抱きかかえると、暴れてうっかり床に落としてしまい、最悪の場合骨折してしまうこともあります。

嫌がっているときや、不安定な姿勢で無理に抱きかかえるのはやめておきましょう。

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始めて犬を飼うときの「お手入れのこと」

26.目やにを毎日とってあげる

犬の目の周りには目やにがたまりやすいので、毎日とってあげましょう。

とる時は、手で取ってあげてもいいのですが、ウェットティッシュを使うときれいに指も汚さずにとることができますよ。

目やにがつくとすごく目立つので、取ってあげる習慣がつくと、取らずにはいられなくなっちゃいます。

27.定期的にブラッシングをする

ブラッシングの目的は、ただ毛並みを整えるだけではありません。

  • 愛犬とのコミュニケーション
  • 砂やほこり、花粉などを取り除ける
  • ノミ、ダニの予防、除去
  • 皮膚炎などの病気の発見
  • 血行が良くなる

このように、健康のためにもブラッシングは有効です。

ブラッシングを行う頻度は、できれば毎日してあげたいですが、2~3日に1回でも大丈夫です。

ちなみに、毎日の散歩終わりに、必ずブラッシングをしてから家に上がるようにすると、そこまで苦になりませんし、忘れることもありませんよ。

28.シャンプーは3週間から1か月に1回にする

犬も人間と同じように、清潔を保つため定期的にお風呂に入れてシャンプーをしてあげます。

しかし、犬と人間ではお風呂に入る周期が全然違います。

目安としては、犬のお風呂の頻度は3週間から1か月に1回にしましょう。

そうしないと、犬の必要な皮脂まで落としてしまい、皮膚が乾燥してフケが出やすくなったり皮膚病になってしまうこともあります。

逆に、何か月もずっとお風呂に入らずに不潔にすることも、においがきつくなったり、皮膚病の原因になります。

お風呂に入った時には、肛門腺しぼりも忘れずに。

29.定期的につめ切り、足裏バリカンをする

つめ切りと足裏バリカンも、月に1回は行うようにしましょう。

つめや足裏の毛が伸びていると、フーロングなどの床で滑りやすくなり、転んで腰やひざなどの関節を痛めてしまいます。

また、犬のつめの中には血管が通っていますので、伸びすぎると切れなくなってしまいます。

つめ切りや足裏バリカンは嫌がる犬も多いため、もし犬が暴れて危ない場合は、ペットショップやトリミングショップにお願いするのが無難でしょう。

料金は各500円程度の場合が多いです。

始めて犬を飼うときの「楽しいお散歩をするために大切なこと」

30.散歩デビューはワクチン接種が終わってから

愛犬との散歩は、愛犬に必要なワクチン接種を済ませてからデビューするようにしましょう。

そうしないと、しっかり免疫ができていない状態で、伝染病に感染してしまうリスクがあります。

31.最初の散歩は抱っこから始める

犬にとって初めての散歩は、初体験ばかり。

いきなり地面を歩かせるのではなく、飼い主が抱っこして散歩するスタイルから始めるのがオススメです。

そうすることで、愛犬の体に負担をかけることなく、屋外のいろいろな環境に慣れることから始められます。

32.犬の気持ちを大切にする

散歩のスタイルは、犬種や性格によって様々です。

「運動が大好き」「ゆっくり歩くのが好き」「外の空気を吸うのが好き」「たくさんのにおいをかぐのが大好き」「ドライブが好き」「あまり長時間は苦手で5分から10分ぐらいで十分」

このように犬の気持ちによって、散歩の仕方もいろいろありますよね。

また、必ずしも、散歩が大好きな犬ばかりとは限りません。

犬によっては、「お部屋でおもちゃで遊んでいるだけで十分」という性格の子もいると思います。

飼い主が性格や気持ちを理解して、愛犬に合わせた散歩のスタイルを考えてあげることがとても大切です。

33.リードを離さないこと

家から一歩でも外に出るときは、必ずリードを付けて離さないようにしましょう。

突然外に飛び出して、車や自転車との事故にあったり、人にいきなり飛びついてびっくりさせてしまうかもしれません。

そのまま走って行ってしまい、迷子になってしまう可能性だってあると思います。

リードを外していい場所は、ドッグランの中や、車の中、犬と泊まれる宿で泊まっているときぐらいですね。

ちなみに、犬にリードを付けて、飼い主が犬の行動を管理することは、「動物愛護管理法」という法律で定められています。必ず、守るようにしましょう。

34.ウンチやおしっこの処理に責任を持つ

愛犬が外でうんちをしたときは、必ず片付けるようにしましょう。

また、電柱や門柱にかけたおしっこも、ペットボトルに入れたお水で流すようにするのがマナーです。

キチン処理をしないと、「あれ?片付けてくれないの?」って愛犬も悲しそうな表情で見てきますよ。

35.ほかの犬との交流を持つようにする

犬は散歩を通じて、たくさんのことを学び、社会性が身についていきます。

他の犬との交流もその一つ。

しかし、これは犬の性格や、他の犬との相性もかかわってきますので、無理に交流させる必要まではありません。

相手の犬や飼い主さんの様子を見ながら、仲良くなれそうなら、交流させるぐらいでいいでしょう。

36.お散歩セットを持っていく

お散歩に行くとき、お散歩セットは必ず持っていくようにします。

参考のお散歩セットの中身を載せておきますので、参考にしてくださいね。

  • ハーネス、リード(迷子札付き)
  • ウエア(夏、冬)
  • お散歩用ブラシ(ブラッシング用)
  • お水(水分補給)
  • お水ボウル(お水入れ用)
  • トイレットぺーパー(おしりふき用)
  • ビニル袋(ウンチ入れ用
  • おやつ(しつけ用)
  • お散歩用バッグ(上記のグッズ入れ用)

37.お散歩用ウェアを着せてあげる

お散歩に出かけるときには、ウェアを着せてあげましょう。

ウェアの目的は、冬の防寒だけではありません。

夏にも薄手のウェアを着せてあげることで、ノミ、ダニが体につくのを防いだり、ドッグカフェなどにお出かけするときには、店内で抜け毛が舞うのを防ぐマナーの意味もあります。

38.外の気温によっては、散歩を控える

極端に暑い日に無理に散歩させる必要はありません。

熱中症になったり、肉球が火傷したりするからです。

犬は暑さに弱いため、どうしても排泄などで散歩が必要な場合は、気温が比較的低い朝や夜に散歩させるようにしましょう。

ちなみに、肉球のやけどや、地震などの災害が発生した時の避難時に、足裏のけが防止になる犬用の靴もあります。

 

39.お散歩から帰ったら、しっかりと足の裏を洗う

お散歩から帰ったら、しっかりと足の裏を洗って、清潔なタオルで拭いてあげましょう。

散歩のときはいろいろなものを踏んでいますので、洗わずに不潔にしていると、足の裏が皮膚炎などの病気になってしまいます。

また、鋭利なものを踏んでケガをしているなど、足の裏の異変に気付くことも出来ます。

始めて犬を飼うときの「しつけのコツ」

40.これでもかというぐらい褒める!

犬にとって一番の喜びは、飼い主であるあなたに褒めてもらうことです。

出来た時に褒めてもらえるなら、犬はしつけだってトレーニングだって頑張れます。

「よしよし!」「いい子!」などやさしい声で、そしてオーバーなほど体をなでて褒めてあげましょう。

41.最初にできた時だけじゃなく、ずっと褒める

愛犬のことを褒めるのは、小いぬのころに一番最初にしつけやトレーニングに成功した時ではありません。

成犬になってからでも、何かができた時には、同じことでも何回だって褒めてあげましょう。

犬にとっても褒めてもらいことは生きがいになり、飼い主も褒めた時に喜んでくれる愛犬を見ることは、喜びに変わってきますよ。

気が付いたら、「褒めてあげなくちゃ」から「褒めてあげたい」になってきているはずです。

42.しかる時は現行犯を心がける

犬は、いけないことをしたその時すぐにしからないと、時間が経ってからでは何でしかられているのか理解できません。

また、しかった後はフォローも大切。

少し時間をおいて、褒めてあげるようにしましょう。

この「少し時間をおいて」がポイントです。しかってからすぐに褒めたら犬は混乱します。

43.しかる時は短い言葉で一度きり

言葉でしかる時は「ダメ!」「いけない!」などの短い言葉と低いトーンでしかります。

また、しかるのは何度もくどくどしかるのではなく、一度きりで十分です。

長々としかっても犬は理解できませんし、低いトーンで言えば一度で伝わりますよ。

44.感情まかせに大声でしからない

犬に感情まかせに大声でしかるのは逆効果です。

余計に興奮するか、いつもおびえておどおどした性格になってしまいます。

45.しつこいわがままな要求は無視する

犬がしつこいわがままな要求をしてくるようであれば、完全無視で対応しましょう。

犬はもともと群れで生活する動物。

リーダーである飼い主に無視されることがとても嫌なことなので、わがままもやめるようになってきます。

46.どうしてもやめないときは、音でおどろかせる

してはいけないことをどうしてもやめないときは、音を鳴らすようにします。

ペットボトルや空のアルミ缶に、小石やビー玉を詰めたものを犬の近くに落としたり、振ったりしてみましょう。

犬は音に驚いて、すぐにやめてくれるはずです。

47.しかる時に名前を呼ばない

名前を叫んでしかるのはやめましょう。

名前でしかってしまうと、犬は名前を呼ばれるたびにしかられていると勘違いしてしまい、繰り返すと、やがては名前を呼んでも答えてくれなくなってしまいます。

しかる時は「ダメ!」「いけない!」など名前以外で。

48.トイレだけは失敗してもしからない

トイレだけは失敗してもしかってはいけません。

犬が「ウンチやおしっこは悪いことなんだ」と勘違いしてしまい、トイレを我慢してしまったり、隠れてするようになってしまいます。

トイレのしつけは意外と難しく、覚えるのに半年かかることもあると言います。

焦らずに、根気良く付き合ってあげましょう。

それに、人間だったら何年もかかることですからね。何か月でできるようになってしまう犬は優秀ですよ。

49.トイレを失敗したら、きれいに掃除する

トイレを失敗して、違う場所にしてしまったうんちやおしっこは、きれいに掃除するようにしましょう。

洗剤で拭き取ったり、消臭スプレーでにおいを完全に取るようにします。

においが残ると、そこをトイレだと勘違いしてしまって、また同じ場所にトイレを繰り返してしまうからです。

50.一部だけおしっこのついたペットシーツを置いておく

ここがトイレだと犬がわかるように、一部だけおしっこのついたペットシーツをトイレにひいておきましょう。

そうすることで、犬は「ここがトイレだ!」と認識することができます。

この時、汚れがひどいペットシーツをいつまでも引くのはやめましょう。

においがきつくなったり、足裏が汚れるため、犬がトイレに行くことを嫌になってしまいます。

51.クレートは安心できる場所にする

クレートは犬にとって、のびのびと安心できる場所です。

クレートの中に毛布やクッションをひいてあげて快適に過ごせるようにしてあげましょう。

そうすることで、ひとり寝もできるようになりますし、お留守番もしやすくなります。

また、スムーズにクレートに入れるようにしておくことで、地震や台風などの災害が発生したときに、クレートの扉を閉めてすぐに避難できるようになります。

電車やバスなどで旅行に行くときにも必要になりますので、小いぬの時から慣れさせておきましょう。

間違っても、しかる時やお仕置きのときにクレートの中に閉じ込めるようなことはやめましょう。

クレートに入ることは嫌なことと覚えてしまいます。

52.犬にとって危険なものや、触られたくないものは隠す

犬が触ったり食べたりすると危険なものや、触られたくないものは、隠すか犬の届かないところに置くようにしましょう。

そうすることで、事故や食中毒、大切なものを噛まれてしまうといったことを防ぐことができます。

また、電源コードはできるだけコードケースに入れましょう。犬が噛んでしまうと感電するため危険です。

53.キッチンにベビーゲートを設置する。

キッチンには、危険なものがいっぱい。

犬が食べてはいけない食べ物も落ちていますし、火を使うところですので危険です。

そこで、愛犬がキッチンに入らないようにするには、ベビーゲートが便利です。

物理的に入れなくなりますし、出入りのたびに開け閉めする習慣をつけると、犬もキッチンを「入ってはいけない場所なんだ」と学び、そのうちベビーゲートなしでもキッチンへ入らなくなります。

54.部屋のゴミ箱は蓋(ふた)つきにする。

リビングや部屋に置いているゴミ箱も蓋つきにしましょう。

犬が食べてはいけない食べ物を食べてしまったり、食べ物以外を間違えて誤飲してしまう事故も防ぐことができます。

こちらも、物理的にゴミ箱をあさることが出来なくなりますし、ゴミ箱にふたをする習慣をつけることで、犬も「触ってはいけないものなんだ」と学んでくれます。

55.愛犬とたくさん遊ぶ

愛犬とたくさん遊びましょう。おもちゃがあると犬も大喜びです。

遊びは、犬にとってストレス解消になります。

また、飼い主との大切なコミュニケーションでもあります。

「この人といると、一緒に遊んでくれるし楽しい」と思ってくれるようになりますし、信頼関係が築け、しつけの時に言うことも聞いてくれやすくなる印象があります。

さらに、いつもストレスが解消されることで落ち着きのある正確になり、しつけもスムーズに進みます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ここでまとめた「初めて犬を飼うときに知っておきたいこと!仲良くなる育て方55のコツ」では、私の実体験もまじえて基本的なことを載せてきました。

もちろん、犬種や性格によって、育て方やしつけの仕方は変わってきます。

愛犬の気持ちを理解してあげられるのは、飼い主である「あなた」だけですし、育て方はたくさんの試行錯誤も必要になってくると思います。

ぜひ参考にしていただきまして、お互いに愛犬と幸せな生活が送れるように頑張っていきましょうね。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

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