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ダックスフンドの病気で多いのは?症状でわかる気づき方も解説!

犬がかかる病気もさまざまありますが、特にダックスフンドに多い病気というものがあります。

そして、病気のそれぞれの症状や特徴を理解しておくことで、飼い主さんの気づきや発見が早くなり、病気の早期発見・治療につながります。

ダックスフンドの飼い主さんは、愛犬の普段とは違う症状に早く気づいて、動物病院に診てもらって治してあげましょう。

①進行性網膜委縮(しんこうせいもうまくいしゅく)

眼球の内側にある網膜が委縮することで、目が見えにくくなり、やがては完全に視力を失ってしまう遺伝性の病気です。

症状としては、初期の段階では暗い場所で見えにくくなり、そのうち明るい場所でも見えなくなってしまいます。

現在のところ有効な治療法はありませんが、2~3歳ごろから発症することが多いと言われているため、その年齢のころから動物病院で眼底検査を受けさせて、早期発見ができれば、サプリメントなどにより病気の進行を遅らせることができると言われています。

②慢性表在性角膜炎(まんせいひょうざいせいかくまくえん)

眼球の表面をおおっている角膜に、何らかの原因で角膜に血管が入り込み、周囲が白くなってしまう病気です。

ダックスフンドはこの病気にかかわりやすいと言われており、発症する年齢は2~4歳と言われています。

進行すると視力を失ってしまうこともありますので、その年齢ごろには動物病院で診てもらうようにしましょう。

歯周病(ししゅうびょう)

歯の周りの炎症を起こすのが歯周病です。

犬も人間と一緒で、食べかすが口の中に残っていたり、歯にはさまっていたりするものをそのままにしておくと、やがて歯垢(しこう)となり、そのうち歯石となります。

そのままほっておくと菌が増殖して歯周病になります。歯周病菌は心内膜炎や腎臓病などの他の病気も引き起こすことがあるので注意が必要です。

症状は、歯肉が腫れてきた、歯肉から出血している、口のにおいが強くなってきているなどです。

ダックスフンドに限りませんが、3歳以上の犬の約80%が歯周病とも言われているほど多い病気です。

歯周病を予防するには、やはり歯磨きが大切です。 最初は大変ですが、習慣化してしまうと楽に磨かせてくれるようになりますので、飼い主さんが頑張って歯磨きしてあげてくださいね。

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外耳道炎(がいじどうえん)

耳の入り口あたりに炎症を外耳道炎と言います。

外耳道炎の原因は、カビの仲間であるマラセチア菌が原因で発症するマラセチア性外耳道炎が多くを占めます。

症状としては、耳をかゆがる、耳垢(みみあか)が多くなる、耳のにおいが強くなるというものがあります。

柴犬の場合は、アトピー性皮膚炎から外耳道炎を引き起こす場合もありますので注意が必要です。

普段から、飼い主さんが愛犬の耳の中をチェックして、このような症状が見られたら動物病院で診てもらいましょう。

椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ)

脊椎(せきつい)の骨と骨の間にある椎間板が何らかの原因で変形したり破裂したりして、神経を圧迫してしまう病気です。

症状は、圧迫されている箇所から下がマヒしたり、後ろ足がふらついたりします。

重症の場合、おしっこやウンチも自分ではできなくなったり、足が4本ともマヒして歩けなくなり寝たきりになったりします。

ダックスフンドは椎間板ヘルニアを発症しやすい犬種ということもありますが、やはり、高いところからジャンプしたり、滑りやすい床で転んだりしないように、飼い主さんが普段の生活から気を付けて見守ってあげることが大切です。

若年性蜂窩織炎(じゃくねんせいほうかしきえん)

1歳までの子犬のころに発症する皮膚病です。

症状は、突然目や口の周りに膿(うみ)がたまって、顔が腫れてしまうのが特徴です。

時折顔まわり以外にもできることがあります。

はっきりとした原因は分かっていませんが、免疫が関係しているのではいわれており、抵抗力がよくなってしまうと最近による感染で発症すると言われています。

上記のような症状が見られた場合は、早くに動物病院で診てもらいましょう。

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

膝(ひざ)のお皿が外れてしまうのが膝蓋骨脱臼です。

ほとんどの原因は、滑りやすい床の上で滑って転んだり、高い場所から飛び降りたりすることで起こります。

症状は、後ろ足を上げて歩くなど不自然な歩き方になることがあります。
歩き方がおかしいなどの症状が見られたら、動物病院を受診しましょう。

家族性皮膚筋炎(かぞくせいひふきんえん)

皮膚と筋肉、血管に炎症が起こる病気です。

多くの場合は生後6か月までに発症し、原因は不明で、発症すると治らない病気と言われています。

症状としては、顔や手足、しっぽの先などに脱毛が見られます。

このような症状が見られたら、すぐに動物病院を受診しましょう。

パターン脱毛(だつもう)

腹部や大腿部に脱毛が見られる病気です。

多くの場合は生後6か月ごろから見られ、その原因ははっきりとはわかっていません。

治らない病気ですので、脱毛した部分には毛は生えてこず、そのまま過ごすしかありません。

皮膚組織球種(ひふそしききゅうしゅ)

良性の腫瘍で、顔まわりや足先などにできる真っ赤な野イチゴのようなドーム状のしこりができることから「イチゴ腫」とも呼ばれています。

自然と小さくなって治っていくこともありますが、なかなか消えないものもあります。

その場合には、薬や手術による治療を行います。

ワクチンアレルギー

定期の混合ワクチンなどでアレルギーが出てしまうのが、ワクチンアレルギーです。

重度のものになると、アナフィラキシーショックという命にかかわる場合もありますので注意が必要です。

ダックスフンドは、このワクチンアレルギーを起こしやすいと言われています。

ワクチン接種後一日は、愛犬の様子を見るようにして、体をかゆがる、目や口の周りが腫れてきた、むくんできた、元気がないなどの症状が出たら、早くに動物病院を受診しましょう。

無菌性肉芽腫(むきんせいにくがしゅ)、無菌性結節性脂肪織炎(むきんせいけっせつせいしぼうしきえん)

皮下脂肪や内臓脂肪に炎症を起こしてしまう病気です。

原因はケガや交通事故などの強い刺激が加わると発症しやすくなると言われています。

症状としては、皮膚にしこりのようなものは見られたり、元気がなくなったり、発熱したりします。

ほっておくと膵炎や関節炎引き起こしなどを引き起こし、命にかかわることもあるため注意が必要です。

早期に動物病院で診てもらい、治療する必要があります。

血友病(けつゆうびょう)

出血すると血が止まりにくくなる遺伝性の病気です。

発症すると治ることはないため、普段の生活から出血を伴うケガに注意することが大切です。

また、血友病と診断されたら、愛犬の血液型を調べておきましょう。

いざという時、輸血の手配がスムーズにできるからです。

糖尿病(とうにょうびょう)

膵臓から分泌されるインスリンが不足したり、働きが悪くなることで、いろいろな合併症を引き起こす病気です。

症状としては、のどが渇いて水をたくさん飲む、おしっこの量や回数が増える、ごはんをたくさん食べるのに痩せてきている、動きが遅くなるなどです。

原因は肥満や遺伝性のものなどがあげられますが、4歳ごろから発症することが多いと言われていますので、上記のような症状が見られた場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。

出血性胃腸炎(しゅっけつせいいちょうえん)

出血を伴う胃腸炎です。

激しい嘔吐(おうと)と激しい血便が見られ、そのままにしておくと急激に病気が進行し命にかかわります。

すぐに動物病院を受診して、治療をしてもらいましょう。

膀胱炎(ぼうこうえん)

膀胱に炎症を起こすのが膀胱炎です。

原因は、尿道から細菌が入ったり、結石や腫瘍などの場合もあります。

症状は、おしっこの回数が増えたり、においが強くなったり、おしっこの色が濃くなったりといったものがあります。

このような症状がある場合は、早めに動物病院を受診しましょう。

膀胱結石(ぼうこうけっせき)

膀胱に結石ができてしまうのが膀胱結石です。

原因は、シュウ酸カルシウムや尿酸などが固まって結石になってしまうことです。

症状としては、おしっこの量が減ったり、そもそもおしっこが出ない、おしっこのにおいが強くなるなどがあります。

結石はそのままにしておくと、尿道閉塞などの命にかかわる病気に発展し、重症になると手術も必要になることもあります。
飼い主さんが早く気づいて動物病院を受診させてあげることが大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

病気にはそれぞれ症状があります。

そして、飼い主さんが、普段の生活の中でどれだけ愛犬の体調をチェックできているかが、病気の症状に気づくカギとなります。

愛犬の体を守るためにも、愛犬とのコミュニケーションをたくさんとっておきましょうね。

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

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