ちゃこ
にっこり3兄弟
上記のとおりです。
イヌニコ管理者ひろし
結論から言ってしまうと
食物繊維、トリプトファン、カリウムなどの栄養満点。
のどに詰まってしまう心配もなくなりますし、食べやすく、消化にも良くなります。
バナナは比較的カロリーが高めですので、与えすぎると肥満の原因になります。
糖分や油脂分、カロリーの多い場合があります。
味付けせずに、焼くなどそのまま加熱して与えるのが、フレッシュな栄養を取れますのでオススメです。
では、下記から詳しく見ていきましょう。
この記事の目次
【結論】犬がバナナを食べても大丈夫です【栄養満点】
上記のとおりですが、犬がバナナを食べても大丈夫です。
なぜなら、バナナの果肉には、犬にとって体に良くない成分は含まれておらず、栄養満点だからです。
とはいえ、犬にバナナを与えるときは、与え方や給与量など注意点がありますので、下記から詳しく見ていきましょう。
犬がバナナを食べるメリット【栄養満点】
バナナには、食物繊維、トリプトファン、ビタミンC、カリウム、葉酸など栄養たっぷり。
では、具体的に、主な栄養についてみていきましょう。
ちなみに、詳しい栄養成分については、最後で解説していますので、興味のある方は参考にしてくださいね。
バナナに含まれる糖類が、素早くエネルギーに変わります
バナナには、ブドウ糖や果糖などといった、複数の種類の糖類が含まれています。
ブドウ糖は、素早く体のエネルギーに変わり、果糖がゆっくりとエネルギーに変わっていくといったことから、バナナを食べると、長い時間元気な体を維持できるという特徴があります。
さらに、バナナは、犬の食いつき抜群ですので、心身ともに愛犬の元気を維持します。
バナナに含まれる食物繊維が、腸内の健康を維持します
バナナには、水溶性のペクチンと不溶性のセルロースという、2種類の食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維は、腸内の善玉菌を活性化してくれますので、愛犬の良好な便通など、腸内の健康を維持してくれます。
バナナに含まれるトリプトファンが、愛犬の安眠をサポート
バナナには、必須アミノ酸のトリプトファンが含まれています。
トリプトファンは、夜になると、脳内で睡眠を促すメラトニンに変わりますので、愛犬の安眠をサポートしてくれます。
また、昼の間は、セロトニンという物質に変わり、精神の安定維持に役立ちます。
バナナは、カリウム、マグネシウム、葉酸などのビタミン、ミネラルが豊富です
バナナには、下記のようなビタミン、ミネラルがバランスよく含まれています。
バナナは水分補給にピッタリ。夏の熱中症対策にオススメ
バナナは、全体の約75%以上が水分です。
また、バナナはその美味しい甘さから、犬にもとても食いつきがよく、大好きな果物ですので、効率的に水分補給ができ、夏の熱中症予防にピッタリです。
【結論】犬はバナナの皮を食べられません【果肉は小さく切る】
バナナを犬に与えるときに気を付けることは、下記のとおりです。
これは人間でも同じですね。
バナナの皮は、硬く消化にも良くありませんし、のどに詰まってしまうリスクがあります。
ですので、皮を剥いてから与えるようにしましょう。
食べやすくなり、消化にも良くなりますし、のどに詰まってしまう危険もなくなります。
上記から、結論、バナナを愛犬に与えるときは、皮を剥いて、食べやすいように小さく切って与えましょう。
ちなみに、バナナを犬の手の届く机の上に置くことはNGです。
留守番中や、少し目を離したすきに、皮ごと食べて、のどに詰まってしまう危険があるからです。
犬がバナナを食べるときの給与量【肥満に注意です】
犬にバナナを与えるときには、給与量に注意しましょう。
与えすぎると、肥満の原因にもなります。
ですので、ドッグフードにトッピングとして与える場合や、おやつとしてバナナを与える場合は、その分、主食のドッグフードを減らしてあげる必要があります。
基本的に、ドッグフードは愛犬の1日当たりの摂取カロリーで、給与量を計算しているため、何かおやつやトッピングを追加するということは、その分、カロリー過多ということになるからです。
ちなみに、細かく給与量を計算する必要はありませんが、バナナのエネルギーは、100gあたり86kcalです。
バナナは、果物の中でもカロリー高め。
そのため、犬にバナナを与えるときは、ひと口程度の少量にとどめておき、ドッグフードを含めた、適量を与えるようにしましょうね。
犬にバナナを手作り食で与えてみる
バナナを、トッピングやおやつではなく、手作り食として与えたいとお考えの飼い主さんもいるのではないでしょうか。
バナナを、小さく切って与えるだけでも十分おいしいのですが、料理サイト「クックパッド」で、バナナを使った犬の手作り食がありましたので、参考に下記リンクよりご覧くださいね。
犬がバナナを食べるQ&A
バナナは皮ごとあげても大丈夫?
いいえ。NGです。
バナナの皮は硬く、消化にも良くありません。
のどに詰まってしまうこともありますので、絶対に与えないようにしましょう。
バナナは生のまま与えても大丈夫?
はい。OKです。
ただし、バナナは、小さく切ってから与えるようにしましょう。
のどに詰まってしまう危険もなくなりますし、食べやすく、消化にも良くなりますよ。
バナナを使った料理は与えても大丈夫?
大丈夫です。
でも、糖分や油脂分が多くなることがあるため、与えすぎ(肥満)に注意しましょう。
人間と同じ味付けは、基本的には、犬には甘すぎますし、濃すぎます。
バナナは生のまま与えるか、余計な味付けはせずに、生のバナナを焼くなど加熱して与えるのがオススメです。
ちなみに、バナナを使った料理は下記のようなものがありますね。参考にどうぞ。
バナナはアレルギーになりやすいの?
バナナが、特別にアレルギーになりやすいということはありません。
どんな食べ物も、アレルギーになる可能性はありますので、大事なことは、動物病院に相談して、愛犬がアレルギーを引き起こす食べ物を把握しておくことです。
ちなみに、食べ物アレルギーを引き起こしたときの主な症状は下記のとおりです。チェックしておきましょう。
嘔吐、下痢、体をかゆがる、震え、脱毛、皮膚にかき傷がある、外耳炎
【参考】バナナの栄養成分表
参考に、バナナの栄養成分を見てみましょう。
なお、下表は、100gあたりの数値で記載しています。
成分 | 含有量 | 成分 | 含有量 |
たんぱく質 | 1.1g | 飽和脂肪酸 | - |
脂質 | 0.2g | 不飽和脂肪酸 | - |
炭水化物 | 22.5g | コレステロール | 0g |
灰分 | 0.8g | 食物繊維 | 1.1g |
水分 | 75.4g | エネルギー | 86kcal |
さらに、ビタミン、ミネラルについては下表のとおりです。
成分 | 含有量 | 成分 | 含有量 |
カロテン | 56μg | ナイアシン | 0.7mg |
ビタミンE | 0.5mg | 葉酸 | 26μg |
ビタミンB1 | 0.05mg | ナトリウム | - |
ビタミンB2 | 0.04mg | カリウム | 360mg |
ビタミンB6 | 0.38mg | カルシウム | 6mg |
ビタミンC | 16mg | マグネシウム | 32mg |
ビタミンK | - | リン | 27mg |
パントテン酸 | 0.44mg | 鉄 | 0.3mg |
アミノ酸については下表のとおりです。
成分 | 含有量 | 成分 | 含有量 |
イソロイシン | 34mg | バリン | 47mg |
ロイシン | 68mg | ヒスチジン | 80mg |
リジン | 50mg | アルギニン | 44mg |
メチオニン | 14mg | アラニン | 39mg |
シスチン | 15mg | アスパラギン酸 | 99mg |
フェニルアラニン | 35mg | グルタミン酸 | 120mg |
チロシン | 8.8mg | グリシン | 41mg |
スレオニン | 32mg | プロリン | 38mg |
トリプトファン | 10mg | セリン | 37mg |
【まとめ】犬はバナナを食べれます【皮NGです、カロリー高めですので量には注意です】
最初でも書きましたが、まとめると下記のようになります。
食物繊維、トリプトファン、カリウムなどの栄養満点。
のどに詰まってしまう心配もなくなりますし、食べやすく、消化にも良くなります。
バナナは比較的カロリーが高めですので、与えすぎると肥満の原因になります。
糖分や油脂分、カロリーの多い場合があります。
味付けせずに、焼くなどそのまま加熱して与えるのが、フレッシュな栄養を取れますのでオススメです。
上記のとおりです。
どんな食べ物も、飼い主さんの管理が必要ですね。
愛犬と健やかな毎日を過ごすためにも、飼い主さんが愛犬に与えていいもの、与えてはいけないもの、または与え方を確実に管理してあげましょう。