ちゃこ
にっこり3兄弟
上記のとおりです。
イヌニコ管理者ひろし
結論から言ってしまうと
食中毒になる危険があります。
与えすぎると肥満の原因になります。
生のじゃがいもを加熱して与えるのが、フレッシュな栄養を取れますのでオススメです。
では、下記から詳しく見ていきましょう。
この記事の目次
【結論】犬がじゃがいもを食べても大丈夫です
上記のとおりですが、犬がじゃがいもを食べても大丈夫です。
なぜなら、じゃがいもの果肉には、犬にとって体に良くない成分は含まれていないからです。
でも、下記でも解説していますが、じゃがいもの皮と芽には、毒性物質が含まれていて食べられません。
下記からは、愛犬がじゃがいもを食べるメリットや注意点を見ていきましょう。
犬がじゃがいもを食べるメリット【栄養満点】
じゃがいもには、ビタミンC、食物繊維、クロロゲン酸、アルファリポ酸、カリウムなど栄養たっぷり。
では、具体的に、主な栄養についてみていきましょう。
ちなみに、詳しい栄養成分については、最後で解説していますので、興味のある方は参考にしてくださいね。
じゃがいもに含まれている糖質は、良質なエネルギー源になります
じゃがいもは、加熱すると優しい甘みが美味しいですよね。
犬にとっても同じで、とても食いつきがよく、ドッグフードの原材料にもよく使われている理由なんです。
また、じゃがいもの甘みのもとである糖質が、そのまま愛犬の良質なエネルギー源になってくれます。
じゃがいものビタミンCが、健やかなコンディションを維持してくれます
じゃがいもは、ビタミンCが豊富に含まれています。
しかも、じゃがいものビタミンCは、デンプンに包まれているので加熱に強いのが特徴です。
そのため、加熱してもビタミンCを効率的に吸収でき、愛犬の健やかなコンディションを維持してくれます。
じゃがいもの食物繊維が、腸内の健康を維持してくれます
じゃがいもには、食物繊維が豊富に含まれています。
そのため、良好な便通など、愛犬の腸内の健康を維持してくれます。
じゃがいものクロロゲン酸が、健康的な毎日を維持します
じゃがいもには、クロロゲン酸が豊富。
クロロゲン酸はコーヒーにも含まれている健康成分で、ポリフェノールの一種です。
クロロゲン酸には、糖質の吸収を穏やかにして血糖値の上昇を抑えたり、体内の活性酸素を取り除く抗酸化作用があります。
しかも、じゃがいもにはビタミンCも豊富に含まれていますので、クロロゲン酸との相乗効果で、愛犬の健康的な毎日を維持するのに効果的です。
ちなみに、クロロゲン酸は、皮付きのまま調理することで、じゃがいもからの流出を最小限に抑えることが出来ます。
とはいえ、じゃがいもの皮と芽には毒性物質が含まれていますので、食べる前には必ず取り除きましょう。
じゃがいもに含まれるアルファリポ酸が元気な体を維持します
じゃがいもには、サプリメントにもなっている注目の健康成分、アルファリポ酸が含まれています。
アルファリポ酸はもともと人間の体にも少しだけ存在しているのですが、非常に強い抗酸化作用や、疲れにくい元気な体の維持を助けてくれます。
じゃがいもにはビタミン、ミネラルが豊富に含まれています!
上記で書きましたが、じゃがいもには、ビタミンCやカリウムといったビタミン、ミネラルがバランスよく含まれていて、栄養たっぷりの野菜です。
ビタミンCに次いで、カリウムは豊富に含まれていて、余分な塩分を体の外へ排出し、血圧を正常に維持してくれます。
愛犬の健康維持にピッタリですね。
では、下記からは、じゃがいもを愛犬に与えるときの注意点をチェックしてみましょう。
じゃがいもを与えるときは、生、皮、芽はNGです
じゃがいもを愛犬に与えるときは、加熱して、芽と皮は完全に取り除きましょう。
つまり、じゃがいもは、生で与えたり、皮や芽を与えるのはNGになります。
理由は下記のとおりです。
もちろん人間にも毒性があり、過去に集団食中毒の事例が多くあります。
上記と同じく、ソラニンなどが含まれていて、食べられません。
上記のとおりですので、じゃがいもは、成熟したじゃがいもを選び、茹でたり蒸かしたりするなど加熱し、なおかつ、皮、芽は完全に取り除いてから、愛犬に与えるようにしましょう。
また、じゃがいもは、加熱して柔らかくしたとしても、小さく切って与えるようにしましょう。
のどに詰まるリスクも減り、食べやすくなって、消化にも良くなります。
犬がじゃがいもを食べるときの給与量【肥満に注意です】
犬にじゃがいもを与えるときには、給与量に注意しましょう。
じゃがいもには、炭水化物と水分が多く含まれていますので、与えすぎると、肥満やお腹がゆるくなる原因にもなります。
ドッグフードにトッピングとして与える場合や、おやつとして、じゃがいもを与える場合は、その分、主食のドッグフードを減らしてあげる必要があります。
基本的に、ドッグフードは愛犬の1日当たりの摂取カロリーで、給与量を計算しているため、何かおやつやトッピングを追加するということは、その分、カロリー過多ということになるからです。
ちなみに、細かく給与量を計算する必要はありませんが、じゃがいも(蒸かした状態)のエネルギーは、100gあたり84kcalです。
じゃがいもは、野菜の中でも少しカロリーが高めですので、ドッグフードを含めた、適量を与えるようにしましょうね。
犬にじゃがいもを手作り食で与えてみる
じゃがいもを、トッピングやおやつではなく、手作り食として与えたいとお考えの飼い主さんもいるのではないでしょうか。
じゃがいもを切って与えるだけでも十分おいしいのですが、料理サイト「クックパッド」で、じゃがいもを使った犬の手作り食がありましたので、参考に下記リンクよりご覧くださいね。
犬がじゃがいもを食べるQ&A
じゃがいもは皮ごとあげても大丈夫?
いいえ。
じゃがいもは、皮、芽に中毒を起こすソラニンとチャコニンという毒性物質が含まれています。
皮、芽は、完全に取り除いてから与えるようにしましょう。
小ぶりで未成熟な青いジャガイモも同様です。
じゃがいもは生のまま与えても大丈夫?
いいえ。
じゃがいもは、生のままだと、犬にとって消化に良くありませんし、硬く食べにくくなってしまいます。
茹でたり蒸かすなど過熱してから与えるようにしましょう。
じゃがいもの加工品は与えても大丈夫?
大丈夫です。
でも、油や糖分が多くなることがあるため、与えすぎ(肥満)に注意しましょう。
どうせあげるなら、生のじゃがいもを加熱して与えるほうが、フレッシュな栄養分を摂取できますのでオススメですよ。
ちなみに、じゃがいもの加工品は下記のようなものがありますね。参考にどうぞ。
じゃがいもはアレルギーになりやすいの?
じゃがいもは、ドッグフードの原材料にも使われていることからもわかるとおり、特にアレルギーになりやすいということはありません。
どんな食べ物も、アレルギーになる可能性はありますので、大事なことは、動物病院に相談して、愛犬がアレルギーを引き起こす食べ物を把握しておくことです。
ちなみに、食べ物アレルギーを引き起こしたときの主な症状は下記のとおりです。チェックしておきましょう。
嘔吐、下痢、体をかゆがる、震え、脱毛、皮膚にかき傷がある、外耳炎
【参考】じゃがいもの栄養成分表
参考に、じゃがいも(蒸かした状態)の栄養成分を見てみましょう。
なお、下表は、100gあたりの数値で記載しています。
成分 | 含有量 | 成分 | 含有量 |
たんぱく質 | 1.5g | 飽和脂肪酸 | 0.01g |
脂質 | 0.1g | 不飽和脂肪酸 | 0.02g |
炭水化物 | 19.7g | コレステロール | 0g |
灰分 | 0.6g | 食物繊維 | 1.8g |
水分 | 78.1g | エネルギー | 84kcal |
さらに、ビタミン、ミネラルについては下表のとおりです。
成分 | 含有量 | 成分 | 含有量 |
カロテン | - | 葉酸 | 22μg |
ビタミンE | 0.1mg | ナトリウム | 1mg |
ビタミンB1 | 0.05mg | カリウム | 330mg |
ビタミンB2 | 0.02mg | カルシウム | 2mg |
ビタミンB6 | 0.18mg | マグネシウム | 20mg |
ビタミンC | 15mg | リン | 23mg |
パントテン酸 | 0.52mg | 鉄 | 0.3mg |
ナイアシン | 0.8mg | - | - |
【まとめ】犬はじゃがいもを食べれます【生、芽、皮はNGです】
最初でも書きましたが、まとめると下記のようになります。
食中毒になる危険があります。
与えすぎると肥満の原因になります。
生のさつまいもを加熱して与えるのが、フレッシュな栄養を取れますのでオススメです。
上記のとおりです。
どんな食べ物も、飼い主さんの管理が必要ですね。
愛犬と健やかな毎日を過ごすためにも、飼い主さんが愛犬に与えていいもの、与えてはいけないもの、または与え方を確実に管理してあげましょう。