ちゃこ
にっこり3兄弟
上記のとおりです。
イヌニコ管理者ひろし
結論から言ってしまうと
たんぱく質、不飽和脂肪酸、大豆イソフラボンなどの栄養満点。
犬の体に良くありません。
愛犬の体のためにも、これらの添加のない豆腐を選びましょう。
のどに詰まってしまう心配もなくなりますし、食べやすく、消化にも良くなります。
豆腐の種類によりカロリーが違いますし、与えすぎると肥満の原因になります。
では、下記から詳しく見ていきましょう。
この記事の目次
【結論】犬が豆腐を食べても大丈夫です【栄養満点】
上記のとおりですが、犬が豆腐を食べても大丈夫です。
なぜなら、豆腐には、犬にとって体に良くない成分は含まれていないからです。
ただし、犬に豆腐を与えるときは、与え方や給与量など注意点がありますので、下記から詳しく見ていきましょう。
犬が豆腐を食べるメリット【栄養満点】
豆腐には、たんぱく質、不飽和脂肪酸、大豆イソフラボン、レシチン、サポニン、ビオチン、フィチン酸、オリゴ糖、カルシウムなど栄養たっぷり。
では、具体的に、主な栄養についてみていきましょう。
ちなみに、詳しい栄養成分については、最後で解説していますので、興味のある方は参考にしてくださいね。
大豆はたんぱく質が豊富に含まれています
豆腐の原材料は大豆です。
大豆は「畑のお肉」とも呼ばれていて、たんぱく質などの栄養が満点です。
しかも、お肉などの動物性たんぱく質よりもヘルシーです。
また、豆腐は、大豆を直接食べるよりも消化にいいので、大豆のたんぱく質などの栄養素を、効率よく吸収することが出来ます。
豆腐の不飽和脂肪酸が血液の健康を維持します
豆腐には、不飽和脂肪酸が含まれています。
不飽和脂肪酸の中でも、オメガ6脂肪酸のリノール酸は、血中のコレステロールを正常に維持します。
また、オメガ3脂肪酸のリノレン酸は、体内でDHAやEPAに変わります。
DHA、EPAは、血液をサラサラにし、血圧を正常に維持します。
豆腐の大豆イソフラボンが骨を丈夫に維持します
豆腐には、大豆イソフラボンが豊富に含まれています。
大豆イソフラボンは、骨を丈夫に維持してくれます。
また、抗酸化力も持っていて、愛犬の若々しい体の維持に役立ちます。
豆腐のレシチンが、愛犬の健やかなコンディションを維持します
豆腐にはレシチンという成分が含まれています。
このレシチンには、体に栄養素を取り込む働きをしたり、いらない老廃物を体から排出させる役割をして、愛犬の健やかなコンディションを維持します。
豆腐のサポニンが、健康的な毎日をサポートします。
豆腐に含まれているサポニンは、免疫機能に欠かせないナチュラルキラー細胞を活性化し、細菌やウィルスから体を守ることで、愛犬の健康的な毎日を維持します。
豆腐のビオチンが、皮膚や粘膜などを健康的に維持します
豆腐には、ビオチンというビタミンの一種が含まれています。
ビオチンには、皮膚や粘膜、爪や被毛など、体の組織を健康的に維持する効果があります。
豆腐のフィチン酸が、愛犬の健康維持をサポートします
豆腐には、フィチン酸という成分が含まれています。
フィチン酸は、血中のコレステロールと中性脂肪を正常な状態に維持します。
また、強い抗酸化力を持っていて、愛犬の健康維持をサポートしてくれます。
豆腐の大豆オリゴ糖が、腸内の健康を維持します
豆腐には、大豆ならではの大豆オリゴ糖が含まれています。
大豆オリゴ糖には、カルシウムが体に吸収されるのを助け、丈夫な骨の維持に役立ちます。
また、腸内のビフィズス菌や乳酸菌のエネルギーとして使われますので、腸内の良い菌の活動が活発になり、愛犬の腸内の健康を維持します。
豆腐は、ビタミンKやカルシウムなどのビタミン、ミネラルが豊富です
豆腐には、下記のようなビタミン、ミネラルがバランスよく含まれています。
【種類別メリットと注意点】犬は、豆腐なら全種類食べれる?
ちゃこ
にっこり3兄弟
結論、全種類食べれます。
ここでは、豆腐の種類ごとのメリットと、与えるときの注意点を見ていきましょう。
詳しくは下記のとおりです。
絹ごし豆腐
つるんとした食感の絹ごし豆腐は、ビタミン、ミネラルのバランスが良く、豆腐の中ではカロリーが低いため、太り気味の愛犬にはオススメの豆腐です。
木綿豆腐
弾力があり、しっかりとした歯ごたえの木綿豆腐は、たんぱく質とカルシウムが豊富です。
また、肉に似た食感で、犬の食いつきもとても良い豆腐です。
卵豆腐
卵が入っている卵豆腐は、たんぱく質と、ビタミンB12とB2が豊富で、愛犬の丈夫な体作りにはいいですが、出汁や塩分、保存料が添加されていることが多いため、これらが入っていないか注意しましょう。
高野豆腐
高野豆腐は、豆腐を凍らせたあとに、脱水、乾燥して作られていて、たんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富です。
高野豆腐の脂質には、リノール酸が多く含まれているため、コレステロール値の正常維持に役立ちます。
厚揚げ
厚揚げは、たんぱく質やビタミンK、カルシウムが多く含まれています。
でもその反面、揚げているだけに、油分が多く含まれていますので、与えすぎに注意が必要です。
ゴマ豆腐
ゴマが原材料として使われているゴマ豆腐には、ヨウ素とモリブデンを中心にビタミン、ミネラルが豊富に含まれているため、愛犬の健康的な毎日を維持するためには最適です。
ただし、豆腐の中でもカロリーは高めです。
また、卵豆腐と同じように、出汁や塩分、保存料の添加がないかチェックして与えるようにしましょう。
枝豆豆腐
枝豆を原材料に使われている枝豆豆腐は、たんぱく質のほかに、ビタミンK、ビタミンC、葉酸、モリブデン、カリウムなどのビタミン、ミネラルもバランスよく含まれていいます。
そのため、愛犬の健康維持に役立ちます。
ただし、卵豆腐、ゴマ豆腐と同じく、出汁や塩分、保存料の添加がないか、しっかりチェックして与えるようにしましょう。
与えるときの注意点
では、豆腐を与えるときの、共通の注意点を見ていきましょう。
豆腐の原材料表示を確認して、上記のような添加物が入っていない豆腐を与えてあげましょう。
食べやすく、のどに詰まる心配もありません。また、消化にも良くなります。
犬が豆腐を食べるときの給与量【肥満に注意です】
犬に豆腐を与えるときには、給与量に注意しましょう。
与えすぎると、肥満の原因にもなります。
ですので、ドッグフードにトッピングとして与える場合や、おやつとして豆腐を与える場合は、その分、主食のドッグフードを減らしてあげる必要があります。
基本的に、ドッグフードは愛犬の1日当たりの摂取カロリーで、給与量を計算しているため、何かおやつやトッピングを追加するということは、その分、カロリー過多ということになるからです。
ちなみに、細かく給与量を計算する必要はありませんが、豆腐のエネルギーは、下表のとおりです。
種類 | エネルギー (100gあたり) |
絹ごし豆腐 | 56kcal |
木綿豆腐 | 72kcal |
卵豆腐 | 79kcal ※一般的な一食分は51kcal |
高野豆腐 | 529kcal ※一般的な一食分は85kcal |
厚揚げ | 150kcal |
ゴマ豆腐 | 192kcal |
枝豆豆腐 | 71kcal |
豆腐は栄養豊富ですが、とはいえ、犬に豆腐を与えるときは、ドッグフードを含めた、適量を与えるようにしましょうね。
犬に豆腐を手作り食で与えてみる
豆腐を、トッピングやおやつではなく、手作り食として与えたいとお考えの飼い主さんもいるのではないでしょうか。
豆腐を、小さく切って与えるだけでも十分おいしいのですが、料理サイト「クックパッド」で、豆腐を使った犬の手作り食がありましたので、参考に下記リンクよりご覧くださいね。
豆腐は食べる以外にも、皮膚の熱をとる役割をします
上記のとおり、実は豆腐は食べる以外にも、皮膚病や皮膚に熱を持っている犬には、豆腐を皮膚に張り付けることで、その熱をとってあげることが出来ます。
氷などのように冷やし過ぎず、やさしく患部の熱をとり癒してくれるため、おすすめです。
犬が豆腐を食べるQ&A
豆腐なら、全種類与えても大丈夫?
はい。OKです。
ただし、種類によっては、カロリーが高いものがあるため、給与量に注意しましょう。
また、出汁や塩分、保存料の添加がある豆腐もありますので、豆腐の原材料をしっかりチェックして、これらが含まれていない豆腐を与えるようにしましょう。
豆腐を使った料理は与えても大丈夫?
はい。大丈夫です。
でも、塩分や油脂分が多くなることがあるため、与えすぎ(肥満)に注意しましょう。
人間と同じ味付けは、基本的には、犬には濃すぎます。
豆腐には、余計な味付けはせずに、豆腐を茹でたり、焼くなど加熱して与えるのがオススメです。
ちなみに、豆腐を使った料理は下記のようなものがありますね。参考にどうぞ。
豆腐はアレルギーになりやすいの?
豆腐が、特別にアレルギーになりやすいということはありません。
どんな食べ物も、アレルギーになる可能性はありますので、大事なことは、動物病院に相談して、愛犬がアレルギーを引き起こす食べ物を把握しておくことです。
ちなみに、食べ物アレルギーを引き起こしたときの主な症状は下記のとおりです。チェックしておきましょう。
嘔吐、下痢、体をかゆがる、震え、脱毛、皮膚にかき傷がある、外耳炎
【参考】豆腐の栄養成分表
参考に、豆腐の種類ごとの栄養成分は、下記のページにて詳しく解説されています。
参考にご覧くださいね。
【まとめ】犬は豆腐を食べれます【栄養満点ですが、添加物や給与量に注意】
最初でも書きましたが、まとめると下記のようになります。
たんぱく質、不飽和脂肪酸、大豆イソフラボンなどの栄養満点。
犬の体に良くありません。
愛犬の体のためにも、これらの添加のない豆腐を選びましょう。
のどに詰まってしまう心配もなくなりますし、食べやすく、消化にも良くなります。
豆腐の種類によりカロリーが違いますし、与えすぎると肥満の原因になります。
生の豆腐しくは、味付けせずにそのまま加熱して与えるのが、フレッシュな栄養を取れますのでオススメです。
上記のとおりです。
どんな食べ物も、飼い主さんの管理が必要ですね。
愛犬と健やかな毎日を過ごすためにも、飼い主さんが愛犬に与えていいもの、与えてはいけないもの、または与え方を確実に管理してあげましょう。